読者という荒野(見城徹)を読んで【レビュー】
みなさん、読者してますか?
さて、今回の著者は幻冬舎の社長です。
アベマTVで徹の部屋とかやっていて
露出も多いから知っている人は知っているかも。
本って冒頭の初めに一番いいことが書いてあることが
多いんだけど、この本もご多分に漏れず、はじめにのところで熱く語られている。
引用すると読書とは何が書かれているかではなく自分がどう感じるかだ。と
なるほどねー。
本であろうと受動的でなく能動的、主体的に生きよというメッセージでしょう。
また、人間には言葉があるけど、動物は持ってないよね。ともあります。
それはその通りなんだけど、著者は言葉や本がもつ魅力やパワーをもっと
みんなに知ってもらいたいんだよね。きっと。
本というのは著者の実体験を追随できるという表現をする人もいるけど
まさにそのとおりで、本人が自分の言葉で書き綴るっていうのは
本人の血と骨とも言えるんだよね。
言い換えると、その人の一部を食べるともいえる。少なくとも思考という分野には。
僕の結論では読書は、著者を捕食し、その思考を引き継いでいける素晴らしい道具である。という感じかな。
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